抑肝散は夜泣きにも効果的
こどもの夜泣きや夜驚症があると、お父さんやお母さんも安心して眠ることができないものです。
以前は、夜泣きがひどかったりすると、両親のしつけのもんだいとされることも多かったですが、しつけや育てからの問題という根拠はなく、
神経がたかぶっている状態が関係していることもおおいです。
子どもといっても、睡眠や覚醒のリズムはいろいろな誘因で崩れることが多いです。
たとえば、テレビの画面やアニメの映像をずっと見ていたときや、幼稚園で何か大きな出来事があったとき、
または両親からひどくしかられたときなど、その日のよるは眠りにつきにくくなることもおおいです。
あまりに夜泣きが続いてしまうと、抑肝散のようなおくすりを使うのも手です。
抑肝散は、漢方のおくすりなので、こどもでも安心して飲ませることができます。
不眠症だけではなく、夜驚症の症状はとても両親を苦しめもします。
ひどくなると、ずっと抱いていないと眠ってくれないという場合もあるようで、
そうすると、まさに眠る時間がなくなってしまうことにもなります。
そうすれば、こどもだけではなく、両親の側も睡眠障害になってしまいます。
そこまでひどくはなくても、いちど眠ったと思ったら、数時間したら目を覚ませてしまったり、
または、いきなり飛び起きるような行動がみられるとき、
そして、寝ていても表情が苦しそうだったり恐怖におびえている様子がある、
そんなときにも抑肝散が有効です。